【採用のヒント】「話が違う」を防ぐために。入社前に伝えるべきお金の話

新緑が清々しい季節になってきました。ゴールデンウィークが明けると、4月入社の新入社員が職場にも少しずつ慣れてくる時期ですね。一方で、この時期から「なんか思っていたのと違う」という声が出始めることも、実は少なくありません。

今日は、早期退職を防ぐために採用前・入社前にやっておくべきこと、その中でも特に見落とされがちな「お金の話」についてお伝えします。

早期退職のきっかけは「話が違う」

私はホテル支配人を16年間務めていました。ビジネスホテルで12年、温泉ホテルで4年。その経験の中で感じてきたのは、早期退職のきっかけのほとんどが「思っていたのと違った」という一言に集約されるということです。

仕事内容が違う、職場の雰囲気が違う、シフトが想像と違う——こういったミスマッチはよく語られます。でも意外と見落とされがちなのが、お金に関するミスマッチです。

「夏の賞与、もらえると思っていた」問題

4月入社の社員が、夏の賞与を当然もらえるものだと思っているケースは、実は少なくありません

なぜかというと、大企業では4月入社でも夏の賞与が支給されるケースがあるからです。その情報をSNSやネットで見た求職者が、「自分も同じだろう」と思い込んでしまう。ところが中小企業では、4月入社の社員に夏の賞与をすぐに支給するケースは多くありません。

この「思い込み」が、入社後わずか数ヶ月での早期退職につながりかねないのです。

私がホテルで採用担当をしていたとき、このトラブルを防ぐために意識的に行っていたことがあります。

  • 入社すぐの夏の賞与は支給なしであることを明示する
  • 1年目の冬の賞与はおおよそいくらかの目安を伝える
  • 昇給の金額の目安も具体的に説明する

「お金の話を採用の場で持ち出すのは…」と躊躇する経営者や人事担当者の方もいらっしゃるかもしれません。でも私は逆だと思っています。だからこそ、最初に正直に伝えることが大切なのです。

「いい人材を採る」より「長く働いてもらう」設計を

採用は「入社してもらうこと」がゴールではありません。入社後に活躍してもらうことが本当のゴールです。

そのためには、入社前の段階で「この会社で働くとはどういうことか」をできる限り具体的に伝えておく必要があります。賞与の有無・金額の目安・昇給のルール——これらは労働条件通知書に記載が必要な事項でもありますが、書面を渡すだけでなく、口頭でしっかり説明する場を設けることが重要です。

「聞かれなかったから言わなかった」では、後でトラブルになったときに取り返しがつきません。求職者は、聞きたいことを全部聞けるわけではないのです。

採用の「入口」と「その後」を設計しよう

早期退職を防ぐためには、採用の入口(求人・面接)だけでなく、入社後の定着まで含めた一連の流れとして設計することが必要です。

その第一歩が、入社前の丁寧な説明です。特にお金に関することは、後回しにすればするほど「話が違う」というトラブルの火種になります。

採用にお悩みの経営者・人事担当者の方は、ぜひ一度、自社の採用プロセスを見直してみてください。「何を伝えているか」だけでなく、「何を伝えていないか」に、ヒントが隠れているかもしれません。

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