給与計算はなぜ「疲れる」のか
11月22日、第10回ハルカゼ情報発信局オンラインセミナーを開催しました。ご参加いただいた皆さん、そして講師の小山田さん、本当にありがとうございました。
今回のテーマは
<“しくみ”でミスを防ぐ 社労士のための「疲れない給与計算」>。
小山田さんは東京大学卒業後、アウトソーシング企業で数千人規模の給与計算を担当してきた実務のプロです。現場を知り尽くした方だからこそ語れる「疲れない仕組み」の話は、どれも刺さる内容でした。
そもそも給与計算がなぜ負担になるのか。
理由はとても単純で、手作業と目視確認に頼る部分がまだ多いからです。
手で確認する
ミスが起きる
ミスを恐れて慎重になる
慎重になりすぎて時間がかかる
そしてまたミスが起きる
この繰り返しは、社労士事務所ではよくある話です。同じ会社で同じ種類のミスが続くケースも珍しくありません。ミスの記憶に引っ張られて緊張感が増し、その緊張がまた新しいミスを生む。まさに悪循環です。
ここから抜け出すには、注意力や気力で頑張るやり方では限界があります。
小山田さんが強調していたのは、「疲れない仕組みを作ること」でした。
疲れない給与計算を支える3つのポイント
小山田さんが提示した「疲れない給与計算」の要点は、この三つです。
- 業務フローの整備
- システムとの協働
- やり取りの環境づくり
まず業務フロー。
給与計算は担当者の勘や経験で回っている部分がまだ多く、フローが見える化されていないと属人化が進んでしまいます。
「この会社はこう」
「この月はこうだった気がする」
といった曖昧さが、ミスの温床になります。
フローが誰にでも見える形になっていれば、業務は安定します。引き継ぎもスムーズになり、担当者の負担は確実に軽くなります。
次にシステム。
いまだに「手でやったほうが早い」と思ってしまう場面は多いですが、その「ちょっとした手作業」が積み重なると疲れの原因になります。
勤怠と給与のデータ連携も、仕組みとして整えてしまえば毎月のストレスは激減します。
さらに小山田さん自身、エクセルでチェック機能を組むことが得意で、目視確認を可能な限り減らしています。仕組み化の効果を誰より理解している方ならではのアドバイスでした。
そして三つ目は、事業主さんとのやり取りの環境づくり。
資料が締切ギリギリで届くと、どうしてもミスが起きやすくなりますし、落ち着いて処理できません。
「資料が届くタイミング」
「納品までのスケジュール」
この二つを事前に共有しておくことで、給与計算のストレスは一気に減ります。
三つの視点がそろえば、給与計算はもっと軽やかに回る。
そんな確かな手応えを感じられる内容でした。
セミナーの反響とこれからのサポート
今回のセミナーは、お申し込みもとても多く、大きな反響をいただきました。
「参加してよかった」
「今日からやれることが見えた」
という声も多く、本当に開催してよかったと感じています。
参加できなかった方には、BASEショップでアーカイブ販売を行いますので、ぜひそちらをご利用ください。
とはいえ、仕組み化といっても、どこから手を付けたらいいのか分からない方も多いはずです。
そんな皆さんの頼りになるのが、給与計算ナビとして知られる小山田さん。
社労士事務所向けに給与計算コンサルティングを提供している、数少ない社労士です。
私自身も小山田さんのコンサルを受けたことがあります。
その結果、事務所の給与計算は劇的に変わりました。
「あれが毎月のストレスだったのか」と気づかされたほどです。
気になる方は、ぜひ一度お問い合わせしてみてください。
きっと、これまでとはまったく違う給与計算の世界が開けるはずです。
<ハルカゼ情報発信局BASEショップ>
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