先週の金曜日、5月16日にオンラインセミナーを開催しました。たくさんの方にお申込みいただき、ありがとうございました!
今回は「介護×社労士」をテーマに、兵庫県の社会保険労務士・野木健佑さんをお招きしました。
野木さんは10年間、ご家族の介護をしながら仕事と育児を両立されてきた方です。その経験から見えてきた「両立のリアル」や、実践的なヒントをたっぷりとお話しいただきました。

介護のリアルと4つのステージ
介護の実態って、まだまだオープンになっていない印象があります。情報が不足して悩んでいる方も多いはず。
今回のセミナーでは、野木さんがどのように介護に向き合ってきたか、1日のスケジュールや心の揺れ動きまで赤裸々に語ってくださいました。
特に印象的だったのは、介護を4つのステージに分けて説明された点です。
- 体制づくり
- 体制の見直し
- 安定期
- 終末期
介護のフェーズは常に移り変わり、ご自身のライフステージにも影響します。現在も「第2段階と第3段階を行ったり来たりしている」とのことでした。
介護と仕事の両立、そのために大切なこと
介護というと「大変」「暗い」イメージを持たれがちですが、制度やサポートをうまく活用すれば、仕事やプライベートとの両立も可能です。
野木さんが挙げた、両立のための3つのポイントはこちら:
- 自分軸を持つ・探す
- どのレベルの介護なら自分は無理なく続けられるかを知る
- 要介護者が元気だったら、あなたに何と言うか?
最後の問いかけにはハッとさせられました。介護を理由に離職する人が増えていますが、果たして家族がそれを望んでいるのか?――立ち止まって考える視点が必要です。
また、「マネジメント8割・介護2割」という考え方も印象的でした。全部を自分で抱え込まず、できることとプロに任せることを分ける。これが継続するためのコツだそうです。
社労士として、介護とどう向き合うか
厚生労働省の調査によれば、2023年に介護・看護を理由に離職した人は約7.3万人。その数は20年前の2倍に達し、今後も増加が予想されます。
介護離職は企業にとっても大きな問題です。だからこそ、社労士には的確なアドバイスと制度設計の支援が求められます。
野木さんのように当事者の視点を持つ社労士の話は、現場感のある貴重な学びでした。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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