兵庫県三木市のハルカゼ社労士事務所の上林です。
私は、23歳~40歳まで16年間(ビジネスホテル12年、温泉ホテル4年)、ずっとホテルの支配人を勤めていたので、やはりサービス業の人手不足問題については、頭を悩ませた経験があります。
建設業では、職人の人手不足により倒産する会社も増えているそうですが、旅館やホテルの調理場も実は同じような状況ではないでしょうか。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b8d36f8fdaf45a0363fea769116dc050265967c7
求人しても人は来ない、採用費に費用が掛かる、など悩まれている担当者も多いと思います。
ただ採用活動に取り掛かる前に、ぜひ見直していただきたいのは、「人材育成」だと考えています。せっかく採用した社員が直ぐに辞めてしまう、あるいは既存の社員が次々に辞めてしまうって会社さんは特に注意が必要です。
新しい血を入れる前に、出血を止める。まず、必要なのはこの発想だと思います。
新人と言っても、ある程度経験がある人・未経験の転職組・新卒など、いろんなパターンがあると思いますが、そのパターンに対して、どんな教育を施すのかという視点からしっかりカリキュラムを組み立てることが重要ですね。
もちろん時間かかりますね。すぐに効果出ません。でも圧倒的な売り手市場の中で、応募者に対して、貴社に入社するメリットってなんでしょうか?
入社後、すぐに現場に放り込んで体で仕事を覚えさせる、そんな前時代的な体質からは1日も早く抜け出して、従業員がいきいき働くための教育、仕組、人事評価制度を構築することが欠かせない時代なんだと思います。
~サービス業の労務相談、就業規則、人材育成はハルカゼ社労士事務所まで~