開業3年目の学び 明石支部研修会に参加して

支部活動と社労士のつながり

社会保険労務士として開業して3年目。業務にも少しずつ慣れてきたこのタイミングで、私にとって大きな節目となる出来事がありました。兵庫県社会保険労務士会明石支部の「研修委員」を拝命したのです。

社労士は、国家資格者として登録後、各都道府県の社労士会に所属することになります。そして、その下部組織である地域支部にも必ず所属する決まりです。支部は単なる形式的な組織ではなく、実際に活動の場として機能しています。研修会、情報交換会、懇親会など、さまざまな催しがあり、それらはすべて、会員である社労士たち自身の手によって運営されています。

「自主的な協力」が支部活動の基本です。だからこそ、研修委員という役割をいただいた以上、全力で取り組みたい。まだ1年目の委員ではありますが、支部の先輩方の動きを見ながら、少しずつその役割を学んでいます。

9月5日開催の年金改正研修会

今回の研修会は、9月5日(木)にシーサイドホテル舞子ビラ神戸で開催されました。テーマは「2025年の年金改正」。ニッセイ基礎研究所 主席研究員 中嶋邦夫さんにご登壇頂きました。

年金制度は社会保障の根幹を担う制度であり、私たち社労士にとっては常にアップデートが欠かせません。今年は特に改正項目が多く、その背景や制度の狙いを整理する良い機会となりました。

外部講師として、年金法に精通した専門家をお招きし、非常に中身の濃い講義をしていただきました。研修委員としての私は、講師選定の過程や、当日の運営準備にも関わらせていただき、改めて「研修会はこうして作られていくんだな」と肌で感じることができました。

一方で、運営の裏側を知ることで、これまで参加者としてなんとなく受けていた研修会の「ありがたみ」も実感します。限られた予算と時間の中で、どれだけ実務に役立つ内容を届けられるか――その工夫と努力があってこそ、良質な学びの場が生まれているのだと、深く感じました。

支部の意義と、次回への意気込み

研修会が終わると、毎回懇親会が開催され、参加者同士で自然と会話が生まれます(ホテルのガーデンでBBQでした)。「実務でどうしてる?」「あの資料、参考になったね」など、ざっくばらんに情報を共有しあえるのも、支部活動の大きな魅力のひとつです。個人事業主として日々業務をこなす中、こうした「横のつながり」は何よりの支えになります。

私自身、まだまだ勉強中の身ではありますが、こうした研修の裏側に関わること自体が、大きな学びです。そして、参加者のひとりでも「参加してよかった」と感じてくれたなら、それだけでやりがいを感じますね。

次回の研修会は、11月28日(金)を予定しています。テーマは「AIと社労士業務」。急速に進化するAI技術が、私たちの実務にどう影響していくのか――この先を見据えた重要なテーマです。講師も現在調整中で、魅力ある研修になるよう研修委員一同、準備を進めています。兵庫県の社労士であればどなたでも参加が可能です。ぜひたくさんの皆さんのご参加をお待ちしています<m(__)m>

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