社労士試験・合格発表!今年の結果と今後の展望

合格発表!

先日、2024年度の社会保険労務士試験(社労士試験)の合格発表が行われました。試験は例年どおり8月の第4日曜日に実施され、今年は10月初旬に結果が公開されました。以前は11月の第1金曜日だったので、1か月以上も早く結果がわかるようになったのは、受験生にとって本当にありがたいことですね。長く続く「結果待ちのモヤモヤ」が早く終わるのは、精神的にも大きなメリットです。

合格された皆さん、本当におめでとうございます!あの厳しい試験を乗り越えたことは、大きな自信になるはずです。これからの実務やキャリアのステージで、力強いスタートを切ってください。

今年の試験はやや難化傾向

さて、今年の合格率は 5.5%。昨年(2024年)の 6.9% から下がり、難化傾向がはっきりと出た結果となりました。実際、受験後には「例年より難しかった」という声が多く、合格率が低下することはある程度予想されていました。

過去10年のデータを見ても、社労士試験の合格率はおおむね 6%前後 で推移していますが、年によってバラつきがあります。たとえば2021年は 7.9% と高めでしたが、翌2022年は 5.0%台 に急落。その翌年には再び6%台に戻っており、ある種の“揺り戻し”のような傾向も見てとれます。

今年の5.5%という数字は、過去57回の試験の中で5番目に低い合格率。つまり、それだけ難しかった回だったとも言えます。

受験者数(人)合格者数(人)合格率(%)
20254342123765.5
20244317429746.9
20234274127206.4
20224063321345.3
20213730629377.9
20203484522376.4
20193842825256.6
20183842724136.3
20173868524796.8
20163926116004.1

再チャレンジ組へ、次回はチャンスかも

この傾向から見るに、来年の試験で合格率がこれ以上下がる可能性は高くはなく、むしろ 上がる方向 に向かうのではないかと予想されます。もちろん、確実なことは言えませんが、少なくとも「今年よりさらに厳しい」という見方は現時点では少数派です。

だからこそ、今回惜しくも届かなかった方々には、来年こそチャンスかもしれません。今年の試験を経験したことで、自分に足りなかった部分や戦略の改善点が見えてきたはず。それをしっかり糧にして、次の試験で一気に合格を勝ち取ってください。

私自身は、2回目の受験である2014年合格です。その年の合格率は9.3%と高い合格率でした。その前年の不合格だった2013年の合格率はなんと5.4%、その当時過去最低の合格率です。2013年の選択式は本当に難しかった記憶があります。私はあきらめずに翌年の試験を目指しましたが、当時も「来年は合格率があがる可能性が高いからあきらめたらダメ」、と予備校の先生に励まされて乗り越えた記憶があります。

厳しい試験だからこそ、合格の価値は計り知れません。来年、皆さんの笑顔が見られることを心から願っています。

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