来年春の高卒求人倍率が3.52倍との発表がありました。
９月中旬になると高校生の就職試験が解禁されるので、すでに試験を実施している会社さんも多いと思います。
しかし、求人倍率が3.52倍ともなると、ほとんど会社さんは高校に求人を出しても音沙汰がなかったんだろうと想像します。もちろん高卒求人に限らず、一般求人においても同じですね。
先日、私は、血を入れる前に出血を止めようという内容のブログを書きましたが、
「どうやって人を集めるのか」、というテーマに対しては「攻略法はない、難しい」というところが本音ですね。
人手不足に対しては、一般的には高齢者・女性・外国人などがキーワードになるかと思いますが、そこまで範囲を広げても採用は厳しいですね。そして皆さんご存じの通り、これが改善される見込みはありません。
その中で出来ることは、全方位に向けて動き続けることしかありません。ハローワークだけでは集まりません、有料媒体だけでも効果ありません。
HP、SNSでも情報発信が必要です。かといって単に「従業員募集中」だけでは誰からも見てもらえません。
その職場でどんな人たちが働いているのか、そこで働くとどんな良いことがあるのか、将来はどんな姿になれるのか、そういった情報発信を常日頃から欠かさず、ターゲットになりそうな人たちと繋がることを大切にする。そんなところから思わぬ縁があったりします。
またハローワーク・有料媒体の求人票を見た求職者は、きっとあなたの会社のHPやSNSをチェックするでしょうし、
そういう意味でもやはり一般的な求人と独自の情報発信は両輪で行うべきだと思います。
ただ、簡単に結果が出るものではありませんから、気長に楽しみながら続けることですよね。
～飲食業、宿泊業、サービス業の労務相談はハルカゼ社労士事務所まで～