昨日、「採用のためのInstagram活用セミナー」を自社開催しました。地元の製造業・卸売業を営む企業の方々にご参加いただき、採用におけるSNSの重要性について、具体的な事例とともにお話ししました。
今、どの企業も人手不足に悩んでいます。皆さんにお話をお伺いすると特に営業職の採用が難しいという声が目立ちました。背景には、営業という仕事に対するネガティブなイメージがありますが、それを変えるために、今こそSNSを活用することが不可欠です。
営業職の実態と、広がる誤解
当地は金物製造の街として知られています。伝統ある技術と、地道なものづくりを支える企業が数多く存在します。しかし、営業職となると応募が集まらない。多くの求職者が、営業は「ノルマがきつい」「長時間労働」「休みが少ない」と思い込んでいるからです。
各社にお話を聞くと、飛び込み営業は一切なく、既存顧客との関係を深めるルート営業が主です。展示会での出会いを大切にし、顧客に合った提案をじっくり行うスタイル。労働時間も適正で、週2日の休みも確保されています。つまり、営業職は昔ながらの「きつい仕事」ではないのです。
伝わらなければ、存在しないのと同じ
このギャップを埋める手段として、私はSNS、特にInstagramの活用を強く提案しています。どんなに働きやすく、やりがいのある仕事でも、それが伝わらなければ、求職者の心には届きません。今の若い世代は、企業情報をSNSでチェックしています。企業のホームページだけでなく、SNSでの発信が「リアル」を伝えるツールになっています。
Instagramを通して、実際の営業担当者が働いている姿、展示会での様子、職場の雰囲気などを発信すれば、求職者は「こんな会社なら働いてみたい」と思えるはずです。情報発信をしない企業は、そもそも選択肢にすら入らないのが今の現実です。
SNSは「採用のための営業ツール」
採用も営業と同じです。自社の魅力を伝え、相手に興味を持ってもらい、信頼を得る。これを実現するには、SNSが最も効果的なツールです。営業職の魅力も、SNSを通じて発信し続けることで、「営業=きつい仕事」という古いイメージを打ち破り、新しい価値観を提示できます。
今回のセミナー終了後に、積極的な意見交換がなされ、参加者の皆さんが前向きな姿勢を見せてくれたのが印象的でした。
地元企業全体で発信力を強化する
今後は、地元企業同士が連携し、SNSを通じて地域全体の魅力を発信していくことも重要ですね。SNSは本来「繋がること」が目的ですから。個々の企業が発信するだけでなく、街全体としての情報発信力が高まれば、若い人たちの目にも留まりやすくなります。
採用難を突破するには、まず「知ってもらうこと」から。SNSはその第一歩です。
今後もこうしたセミナーを通じて、実践的なSNS活用法を広め、地元企業の採用力向上を支援していきます。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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